外資IT営業の給与体系・株式報酬、期待できる年収値や上がり幅を、WorkCircleのユーザー様且つパートナー企業チャレンジャーベース社市川さんと、外資エンタプライズ向けソフトウェア(SaaS)営業の経歴を持つ西村さん共同で記事にしました。
📔 目次
報酬体系理解の基本
外資の報酬は、「給与報酬」「株式報酬」「その他」で構成される
- **給与報酬:**通常、OTEの形で提示される。外資IT営業の基本給与パッケージ。
- 株式報酬:RSU、ストックオプション等の形で支給される。
- **その他:**サインオンボーナスやSPIFF等の臨時ボーナスが加わることもある。
「OTE(オーティーイー)」の概要とその構成要素
OTEとは「On-Target Earnings」の略。「ターゲット=年間売上ノルマのちょうど100%を達成したときにいくら支払われることになるか」という想定年収のことで、外資IT営業の給与パッケージは通常この形で提示される。
OTEは「ベースサラリー」と「インセンティブ」の2つの要素で構成される。
- **ベースサラリー:**パフォーマンスにかかわらず支払われる基本給。通常、年間のベースサラリーは12分割され毎月支払われる。
- インセンティブ:パフォーマンスに応じ支払われる歩合給。年間売上ノルマの達成率に比例することが多いが、各社のCompensation Planによって異なる。